神社でもらう御朱印と、お寺でもらう御納経、決定的な違いを解説します。

一口に御朱印と言いましても、神社でもらうものと、お寺でもらうものには決定的な違いがありました。

 

・御朱印の、朱印って何?

「朱印」とは、

朱色の印ハンのことで、

朱色の印ハンを紙に押していただいたものを指しています。

・決定的な違いその1

じつはこの朱印、お寺や神社にていただけるのですが、

神社とお寺では、その呼び名自体に違いがありました。

正式名を神社は「御朱印」(ごしゅいん)と言いい、

お寺では「御納経」(ごのうきょう)といいます。

・御納経とは

聞きなれない言葉が出てきましたが、まずは御納経とは何なのでしょう?

まずはじめに「写経」(しゃきょう)という言葉はご存知でしょうか?

写経とは、仏教において経典を書写すること、

またはその書写された経典のことを指します。

印刷技術がまだ発展していない時代に、

仏法を広めるために行ったのが始まりで、

時代とともに、

写経をすることは功徳があると説かれるようになり、

写経をすることは修行の一つとして行われるようになりました。

そして、写経をしたものはお寺に収められます。

その時に修行の証として、

「いつ」、「どこのお寺」にお納めしたのかをあらわした、

納経書という証明書を、頂いていました。

のちに納経の代わりに、金銭を納めるようになり、

納めたしるしに寺社印を納経帳(集印帖)に押してもらうようになりました。

この納経帳が、御納経になります

・次に御朱印とは何なのでしょう?

もとは神社より、1年間の、家のお守りとして朱印をもらい、

功徳をいただいていたもので、

現在でこそ、神社のお名前が書いてあったり、

訪れた日付けが書いてあったりしますが、

元は朱印が押されただけのあっさりした物でした。

・まとめ

というわけで、今では『御朱印』の一括りになっていますが、

実は御朱印と御納経というのがあって、

神社でいただけるのが「御朱印」で、もとはお守りの役目

お寺でいただけるのは「御納経」で、もとは修行の証

ということになります。

 

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